労務通信2018年4月号

春ですね。おしらせ

[1]雇用保険料率

平成30年度の雇用保険料率は、平成29年度から変更ありません。

              保険料率  事業主負担率  被保険者負担率

一般の事業         1000分の 9  1000分の 6   1000分の 3
農林水産・清酒製造の事業  1000分の11   1000分の 7   1000分の 4
建設の事業         1000分の12  1000分の 8   1000分の 4

■参考リンク:厚生労働省「平成30年度の雇用保険料率について」
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000192647.pdf

[2]労災保険料率の改定

平成30年4月より労災保険料率が改定され、全54業種平均で0.2/1000の引下げ
( 4.7/1000 → 4.5/1000 )となります。

■参考リンク:厚生労働省「労災保険料算出に用いる労災保険率の改定等を行います」http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188909.html

[3]国民年金保険料の引き下げ

平成30年4月より国民年金保険料が150円引き下げられ、月額16,340円となります。

■参考リンク:厚生労働省「平成30年度の年金額改定について」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12502000-Nenkinkyoku-Nenkinka/0000192296.pdf

[4]健康保険料率および介護保険料率の変更

平成30年度の協会けんぽの健康保険料率及び介護保険料率は、3月分(4月納付分)からの適用となります。

■参考リンク:協会けんぽ「平成30年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます」 https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3130/h30/300209

[5]労働者名簿の調製

新年度が始まりましたので、労働者名簿を調製する必要があります。退職者については退職日と退職事由を記入し、入社した者については新たに作成します。また、この労働者名簿は、退職の日から3年間保存しておくことになっています。

[6]年次有給休暇の付与(4月1日付けで一斉付与の場合)

4月1日付けで年次有給休暇を一斉に付与している場合は、勤続年数に応じた日数の付与を行いましょう。

 平成30年3月1日で厚生労働省から「平成30年10月から始まる年間平均に関する通達」が出ています。
 「平成30年10月1日以降の随時改定から随時改定(月額変更)においても1年間の平均(年間平均)を用いることができるようになることに関するQ&A集」ご興味のある方はそちらも合わせてご確認いただければと思います。

 

0265-84-1060

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