労務通信2019年5月号

時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)/制度の導入を支援する助成金です

「勤務間インターバル」とは、勤務終了後、次の勤務までに一定時間以上の「休息時間」を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保し、健康保持や過重労働の防止を図るものです。

平成31年4月から、制度の導入が努力義務化されました。

[助成内容の概要]

〇交付申請(計画)書受付期間:4月3日(水)~11月15日(金)

〇支給対象となる取組 ~いずれか1つ以上を実施すること~

  1. 労務管理担当者に対する研修
  2. 労働者に対する研修、周知、啓発
  3. 外部専門家によるコンサルティング
  4. 就業規則・労使協定等の作成・変更
  5. 人材確保に向けた取り組み
  6. 労務管理用ソフトウェア、労務管理用機器、デジタル式運行記録計の導入・更新
  7. テレワーク用通信機器の導入・更新
  8. 労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新

※詳細は支給要領を確認して下さい

〇支給額

(注)常時使用する労働者数が30名以下かつ、支給対象の取組で⑥~⑧を実施場合で、その所領額が30万円を超える場合の補助率は4/5となります。

〇支給申請受付期間

  1. 事業実施期間が終了した時は、その日から起算して1か月を経過した日
  2. 令和2年2月3日(月)

①か②のいずれか早い日までに支給申請が必要です。

【参考資料】
厚生労働省「勤務間インターバル」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/
厚生労働省「勤務間インターバル制度導入事例集」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/interval/img/data/case_studies2018.pdf

 

0265-84-1060

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