労務通信2021年10月号

労働条件自主点検表 2

今月も先月に引き続き『労働条件自主点検表』を確認していきます。

弊社でも助成金のご提案をさせていただいておりますが、助成金の受給できる環境(=労働基準関係法令を守っている環境)になっていないことには助成金の受給は困難です。

助成金のサポート同様、改善についてもサポートしております。

就業規則の無料診断をご希望の場合は、就業規則を弊社、社労士部門(代田、大川)あてに送ってください。

3.就業規則

 労働条件の具体的な内容(労働時間、休日、休憩、休暇、賃金の決定・支払方法、解雇を含む退職に関する事項など)を定めた「就業規則」を作成していますか?また、就業規則の内容が実際の勤務の状況に合っていますか?

3~5については改善が必要です。

年次有給休暇の年5日の取得義務については、ご承知のとおりかと思いますが、使用者が年次有給休暇の時季指定を行う場合には、時季指定の対象となる労働者の範囲および時季指定の方法等について、就業規則に記載しなければなりません。

就業規則の施行日が2019年(平成31年)4月より前の就業規則は、記載されていない可能性大です。 

4. 就業規則、時間外労働・休日労働協定などの周知

 就業規則や時間外労働・休日労働に関する協定(36協定)などを、常時各作業場の見やすいところに掲示するなどにより、労働者に周知していますか?

4、5については改善が必要です。(周知しなければなりません)

 36協定の届出はしていますか?変形労働時間制を採用している場合、就業規則への記載や1年単位の変形労働時間制の協定書の締結や協定届の届出はされているでしょうか?

 会社カレンダーを採用している場合、実質は1年単位の変形労働時間制を採用しているのに届出されていないケースが多いです。

ご確認ください。

さくら中央労務 (助成金サポート長野) では、貴社にぴったりの助成金提案から申請までをサポートしております。

0265-84-1060

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